妊娠中の妊婦、授乳中のヘアカラーを安全に綺麗に染める方法

  • 2019年5月14日
  • 2019年10月4日
  • カラー

BROTE西川

皆様こんにちは、訪問美容室BROTEの西川です!今回の記事では妊娠中、授乳中のママ達がヘアカラーをするときに役立つ全知識をお伝えします。

ヘアカラー剤に対しての心配や不安、疑問などは下記の記事にて分かりやすく書いてます。一回のヘアカラーでどの位、胎児に影響があるのかも検証してます。

下記の記事を読んでから、本記事を読むとより理解が深まります。

胎児や母乳への影響と害の本当の話。妊娠中の妊婦、授乳中のヘアカラーへの心配や不安を検証

 

まずは頭皮のメカニズムを知ろう

ヘアカラーには様々な種類があり、その効能や安全性も様々ですが、『どのヘアカラー剤を使うか?』の前にヘアカラーをする前に注意しなくてはいけない基本的な知識をお伝えします。

頭皮バリアを最大限に活かすために

そもそも頭皮には経皮吸収から体内への有害物質などを遮ってくれる『皮膚のバリア』というものがあります。
『胎児や母乳への影響と害の本当の話』でもお伝えしてますが、ヘアカラー剤の有害物質『ジアミン』は、頭皮のバリア機能を通過できるほどの小さい分子量であることは分かっています。

しかし、『ヘアカラーをする前にシャンプーをしているか、していないか』で頭皮への浸透率は大きく変わってきます。

ここで関わってくる物質の総称が俗にいう『界面活性剤』というものです。

シャンプーに含まれる界面活性剤

界面活性剤とは、本来混じり合うことのないものを、混じり合わせることができるものです。

水と油は通常、絶対に混じり合うことはありませんが、界面活性剤を使うと混じり合い洗い流すことができます。

洗濯用洗剤や食器の洗剤なんかは界面活性剤の作用によって汚れを落としています。

シャンプーも同じ原理で、頭皮の皮脂や汚れを界面活性剤の働きで混じり合わせ、洗い流しています。

頭皮を清潔に保つという意味では必要不可欠な界面活性剤ですが、この働きによって『頭皮のバリア機能を低下させてしまう』ことにも繋がるわけです。

もうお気づきだと思いますが、妊婦、授乳中のママは、

ヘアカラーの前にシャンプーをしないでください』

これが大変重要な準備となります。

 

その上でのBROTEのヘアカラー塗布技術ヘアカラーの前に、シャンプーをしないことで『頭皮のバリア機能』を最大限活かせることが分かりました。

バリア機能が備わった上で、次に重要なことが『ヘアカラー塗布技術』です。

施術側、つまり美容師の技術でそもそもの根源であるヘアカラー剤を頭皮に付けず塗ることが出来ます。

そこには髪をめくるスライシングの幅や薬剤の膨張率など、経験と知識が必要ですが、ある一定のレベルを超えた美容師であれば皆、できる技術です。

 

 

ただし、通常のカラーよりも手間や時間がかかるので予め予約の際にお店側に伝えておく方がいいでしょう。

施術前にシャンプーをしない事とこの技術を採用することで、ほぼ99.99%の確率でヘアカラー剤の頭皮からの侵入を防げるはずです。

BROTEでは、このカラー塗布技術を採用し徹底しています。

ヘアカラー剤の種類と特徴のまとめ

ヘアカラーを安全にオシャレに染めたくて、ネットで検索すると様々なカラー剤の名称が出てくると思います。

ここでは、それらのメリットデメリットを分かりやすく書いていきます。

酸性カラー、アルカリカラー、植物系カラーの違い

まず、この3種類の違いを理解します。

世の中に存在するヘアカラーのほとんどが、この3種類に分類されます。

酸性カラーとは?
髪の表面に付着し発色するカラー剤です。
脱色能力はないため、暗い髪を明るくすることは出来ません。もともとある『明るい色の髪に色を付ける』という感覚です。もちろん白髪にも対応できます。キューティクルを開かず、髪に色を付けるのでダメージはほとんどありません。有害物質『ジアミン』は基本的に混入されていません。
アルカリカラーとは?
髪の内部から発色するカラー剤です。
黒い髪を明るくする能力もあり、多くの色を表現することが出来ますし、白髪もしっかりと染め上げます。美容院や市販のカラー剤は、ほとんどがこのアルカリカラーです。キューティクルを開いて中に浸透するため、髪にダメージが出ます。有害物質『ジアミン』が混入されています。
植物系カラーとは?
植物を乾燥させ粉末状にしたものを水と混ぜて、髪に塗布し発色させるカラー剤です。
酸性カラーと同じく、黒い髪を明るくする能力はありません。基本的には、白髪染めに使われています。本物は有害物質『ジアミン』等は混入されていませんが、近年では粗悪品が多く、化学物質が大量に混入しているものも流通しているのが事実です。

 

以上、3つのカラータイプが分かったところで、それぞれのヘアカラー剤の特徴を書いていきます。

①ヘアマニキュア/酸性カラー

マニキュアは酸性カラーの代表格ですね。基本的には白髪染に使いますが、近年ではブリーチ毛(脱色された髪)にも使われています。

色も多様で、白髪に入れるとかなりビビット(鮮やか)な色も表現できます。

 

BROTE西川
『大阪のおばちゃんの紫の髪』なんて言いますが、それらはほとんどがマニキュアで染めたものですね!

マニキュアは一度の施術ではしっかり色が定着しません。基本的には1ヶ月に一度程度、繰り返し色を乗せていくことで、徐々に濃くなっていきます。

また染料自体が強力で肌につくと色が取れないため、頭皮から約5mm浮かせて施術するのが通常です。

 

 

つまり、白髪染めで使う場合はどうしても根元の白髪が少し残ってしまいます。

白髪が多い方であれば三週間もすれば根元の白髪は約1センチ程度になってくるでしょう。

マニキュアは基本的に白髪、もしくは脱色された髪に作用します。そのため、白髪染めなどに使った場合は白髪だけに色が入るので、メッシュのような雰囲気になります。

また、毛髪をコーティングする形で色が染まるので、人によっては『髪がギシギシする』という手触りを感じる人もいます。

以上の事から、近年ではマニキュアの需要がかなり少なくなっているのは事実です。

 

マニキュアのメリット
① 傷みづらい
② ジアミン等の有害物質が入っていない
③ 色の種類は多い
④ コーティング作用によってハリやコシを与える(ギシギシとした手触りに感じる人もいる)
マニキュアのデメリット
① 色が薄い
② 黒髪を明るくすることはできない
③ 地肌から約5mmは染めない
④ マニキュア毛はパーマやアルカリカラーが入りづらくなる

②ヘアカラー・オシャレ染め/アルカリカラー

続いてはもっとも一般的なオシャレ染め、アルカリカラーです。

美容院で行うカラーの90%がこれに当たります。ちなみに『ブリーチ』も、このアルカリカラーです。

大きな特徴としては、やはり『色の自由度』でしょう。黒い髪も明るくできますし、酸性カラーとは違って白髪も染めながら黒い髪も同時に染め上げるので、均一な色に染まります。

あとは、ちょっとした微妙な色のニュアンスもデザイン出来るため、カラーシェアの中ではダントツでこのアルカリカラーがNo. 1です。

ただし、やはり懸念されるのが化学物質の混入とダメージ。オシャレ染めの力を維持するには、この2つは切っても切り離せない存在なのは残念なところです。

オシャレ染めのメリット
① 多彩で微妙なニュアンスも表現できる
② 黒髮を明るくできる
③ 白髪もしっかり染め上げ、周りの黒い髪も同色に染まるため目立たない
オシャレ染めのデメリット
① 化学物質の混入
② アルカリ度が高いほど毛髪にダメージが出る
③ 独特のニオイがするため、つわり中には不向き
④ 白髪染めの場合は地肌から塗布するので染みる場合がある
関連記事:一回のカラーで有害物質はどのくらい体内に取り込まれるのか?

 

③ヘナ/植物系カラー

ザ・オーガニックの代表格ヘナ。

ヘナの葉を乾燥させたものを粉末状にし、水と混ぜて髪を染めます。主に白髪染めに使われていて、酸性カラーと同じように黒髮を明るくすることはできません。

純粋なものは化学物質が入っていないので、マニキュアとは違い地肌からしっかり塗ることができるので余すことなく白髪を染め上げることができます。

しかし近年では『ヘナで染めてます』といって髪色がブラック、ダークブラウンに染まっている方がいますが、それらは化学染料が含まれた粗悪品であることが疑われます。

BROTE西川

純度100%のヘナはオレンジ色素のためオレンジにしか染まりませんよ!

純度100%のヘナはオレンジ色素のためオレンジにしか染まりません。通常、100%ヘナで白髪混じりの髪を染めると、オレンジ色のメッシュのように仕上がります。

インディゴというヘナと似た植物と混ぜ合わせてブラウン系の色は作れますが、ブラックやダークブラウンを発色させるのは不可能に近いです。

このように粉末に色をつけたりジアミンを混入させたりなど、ヘナに対しての信用度はかなり薄く、規制がゆるいということを知っておく必要があります。

使っている美容師ですら、粗悪品と気づいていないことが多いです。

ちなみに本物かどうか見分ける方法は、ティッシュにヘナの粉を包み湿らせます。そこで、何らかの色が付着すれば、それは化学物質による着色です。

粗悪品のヘナは、アルカリカラーなどよりも有害物質が含まれていると言われています。妊婦さんは十分注意してください。
ヘナのメリット
① 傷まない
② ジアミン等の有害物質が入っていない
③ ハリやコシを与える(ギシギシとした手触りに感じる人もいる)
④ トリートメント効果があり艶を与える
ヘナのデメリット
① オレンジ色にしか染まらない(インディゴと混ぜ合わせて色調節は可能)
② 化学物質が混入された粗悪品が多い
③ 稀に植物アレルギーになる
④ ヘナ毛はパーマやアルカリカラーが入りづらくなる

 

④ハーブ・オーガニックカラー/アルカリカラー

最近よく耳にするようになったハーブカラー、オーガニックカラーですが、その正体はというと天然由来成分が配合されたカラー剤のことを言います。

オリーブオイルやハーブエキスなどを配合することにより、頭皮への刺激を軽減させ毛髪へのダメージを和らいでくれます。

ただし、カラー剤のシステムはアルカリカラーと一緒ですので、ジアミン等の化学物質は含まれています。

また、黒髮や白髪も問題なく染まりますがトーンアップ(髪を明るくする)には、不向きです。

ちなみに有機天然由来成分が1%でも配合されていれば『オーガニック』と言えるので、そのヘアカラーがどの位のオーガニック成分を配合しているかは、美容師側に問い合わせる必要があります。
ハーブ・オーガニックカラーのメリット
① 髪、頭皮に優しい
ハーブ・オーガニックカラーのデメリット
① トーンアップ(髪を明るくする)には、不向き
② 通常のカラーより高額

 

⑤ノンジアミンカラー/アルカリカラー

ノンジアミンカラーとは名の通り、化学物質のジアミンが入っていないカラー剤です。

アルカリカラーには必要不可欠のジアミンの代わりに、HC染料と塩基性染料というものを配合して髪を染め上げます。

アルカリカラーではありますが、低アルカリで頭皮や髪に低刺激です。また、薬剤の嫌なニオイもかなり抑えられています。

その代償として色味の自由度は少なく、色持ちの期間も通常のヘアカラーより短いです。

また、白髪は染まりますが髪質によっては一回で十分に染まらないこともあります。黒髪のトーンアップにも不向きです。

ノンジアミンカラーのメリット
① ジアミンが入っていない
② 薬剤の嫌な匂いが軽減されている
③ 頭皮、髪に優しい
ノンジアミンカラーのデメリット
① 色の種類が少ない
② 色持ちの期間が短い
③ トーンアップ(黒髪を明るくする)には不向き
④ 一回の施術では白髪が十分に染まらないこともある

 

まとめ・選択肢を知るということ今回ご紹介したヘアカラーのカテゴリーは全5種類となります。日本に現存するヘアカラー剤のほとんどが、この5つのどれかに分類されます。

お読みいただいてお気付きの方も多いと思いますが、自然なものを求めれば求めるほど、カラーのバリエーションは少なくなり、オシャレの自由度が萎みます。

これはしょうがない事で、食品と一緒です。添加物を拒めば、味気ないものになるのと同じですね。

ただ皆さんが求めるのは『より安全に自分の求めるヘアスタイルになる事』だと思います。

ここには、美容師側の力と誠意が大きく関わってきます。

BROTEでは、一人一人のお客様にしっかり向き合い、ご要望に対して、出来ること出来ないことをきちんとお伝えした上で、最善の方法をご提案させていただきます。

ご自宅に伺ってスムーズに施術が行えるよう、予めメールでのカウンセリングを行なっています。

『こうしたいけど、この薬だと不安だし。そもそも、この色にしたいけど白髪混じり。どうしたらいい?』など、超アバウトでいいです。なんでもお気軽にご相談ください。

無料相談は→こちらから

その上で、僕たち側から様々な提案をさせていただき、お客様のご要望に沿えば訪問させていただきヘアスタイルを作らせていただきます。

BROTE西川

皆様の妊娠ライフ、育児ライフが素敵なものになりますように!今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


BROTEは東京・青山・原宿で活動する夫婦二人で自宅に伺う妊婦・育児ママ専門の『訪問美容室』です。

体調や育児で大変なママの時間と都合に合わせて従来の訪問美容室にはない『ハイクオリティーとおしゃれ』を運びます。

また訪問美容をご希望でない方はサロンへおいでいただくことも可能です。

サロンの場所は東京の明治神宮前(原宿・表参道)にございます。

まずは、お気軽にご相談ください。

無料相談は→こちら

-BROTE北海道展開のお知らせ-

『妊婦・育児ママ 専門訪問美容室BROTE』も、自分たちの想像を上回るご反響をいただき、スタッフ一同感謝の気持ちで一杯です。

2020年4月より拠点を北海道に移し活動します。

東京・表参道/原宿で培った20年分の技術の集大成を、ご自宅で皆様に全力でご提供させていただきます。

※2020/4月〜 活動範囲 北海道十勝地方全域

ご予約・ご相談はこちらから