皆さんこんにちは、訪問美容室BROTEの西川です!
今回は、出産を機に薄毛に悩まされている方、毛量の少ない方、生え際の毛が細くて薄く、なかなか伸びない方などにオススメのヘアスタイルを紹介します。
今回も満足いただけるよう、全力でデザインさせていただきます。
毛質を的確に判断し悩みをプラスに変えるために
まずはカウンセリングです。
髪質としては、軟毛で癖毛のカテゴリーですね。
毛量は少なく毛も細いです。前髪や分け目が割れやすい特徴があります。このような髪質や特製の方は日本人にとても多いです。
特に前髪の部分は毛量が少なく、ぱっくり割れてしまったり、湿気があるとウネって大変になるとの事。
重複しますが実は日本人の女性、特に産後の方などに、この悩みを持たれる方は多いです。そして行き着くのは『サプリ』や『発毛剤』、『ウィッグ』です。
これらを否定はしませんが、『やり続けなくてはいけない』というデメリットが発生します。
それが本当に今、得策なのか冷静に判断する必要があります。
使い始めた時より、使いやめた時の方が症状は悪化します。
サプリや発毛剤、ウィッグも全てビジセスです。それを忘れないでください。
薄毛を利用するカットデザイン
『薄いから隠す』というのは間違っています。
これは男性にも言えますが、『薄毛』や『癖毛』、『多毛』などの特徴は、全て利用してデザインすることが出来ますよ!
今回のお客様に関しては、毛量をスク必要がない丁度良い髪の量なので、この毛量を利用してデザインを考察します。
卵型の顔に合わせるウエイト
パッと見、顔の形が卵型なのが分かります。
この瞬間に、一番小顔になり似合う髪のウエイト、つまり横の髪の長さを読み取ります。
①の顎のラインを軸に、その延長線上の②にウエイトを置きます。
このラインを取ることで、卵型の顎がシャープに見え小顔に見えます。さらに、②の耳下あたりにボリューム、つまりシルエットのメリハリを作ることで、毛量が少ない髪質をオシャレな感じにフォローしてくれます。
毛量の少ない生え際は前髪(バング)で差をつける
そして重要な前髪。俗にいう『バング」ですね。この箇所のデザインで、オシャレ度がグッと上がります。
まずは定義として、『薄い毛量は短い方が安定する』という法則があります。
設定する長さは①です。
よって、今回のシルエットは下記の図のような感じにします。
ただし、眉上の短い前髪に抵抗がある方は多いです。
『中学生みたいにならない?』
『おかっぱ?』
『顔が大きく見えない?』
『そもそも私には似合わないと思う、、』
このような不安を解消するために、今回は『ダブルバング』を採用します。
ダブルバングとは、前髪を二層に分けて作るカット技法です。
この技法を取り入れることによって、大人の薄毛の女性でも上品さを残しつつ、安心してショートバングを楽しめます。
以上のことを考慮してカットしてデザインしたのが下記の写真です。
いかがでしょう?
小顔になり、オシャレ度がグッと上がったと思います。
ポイントはやはり①の部分。
このダブルバングのバランスが、今回のヘアスタイルの最大のポイントです。
まとめとBefore After
いかかでしたか?
今回は出産、妊娠を機に薄毛に悩まされている方、毛量が少なく、いつも髪型が決まらない方にアプローチした髪型の提案でした。
もともと目がパッチリキュートの今回のお客様の目が、さらに大きく見えます。
僕のブログでは散々言っていますが、今、あなたが悩まれていることはコンプレックスではなく個性です。
薄毛も、実は我々美容師からしたら、多毛よりもはるかにデザインしやすいです。コテで巻くことができれば、最高の空気感も出ます。
まずはお気軽にご相談ください。
僕でよければ、いつでもアドバイスさせていただきます。
もっともっと皆様が髪型を楽しめるように頑張っていきます。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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